Jリーグは17日、東京・文京区のJFAハウスで理事会を開き、2015年シーズンからJ1の大会新方式導入を全会一致で正式決定した。大会新方式は11日のJ1・J2合同実行委員会で賛同を得た「前後期の2ステージ+各ステージ上位2クラブによるスーパーステージ(SS)+SSの勝者と年間勝ち点1位クラブが対決するチャンピオンシップ」となる。各ステージの上位2クラブの中に年間勝ち点1位クラブが含まれた場合などのSSの開催方法などは今後の話し合いを経て決定し次第発表されることになる。

 意見交換などで大幅に延長された理事会後に会見したJリーグの中野幸夫専務理事(58)は「全会一致で決まりました。1ステージ制がいいということは認識している。ただ、(新方式は)一定の時間を費やした中で結果を導かなくてはいけないとは思う。最低でも5年くらいはかかるかなと思う」と話した。