<J2:広島4-1C大阪>◇第7節◇13日◇広島ビ

 ライバル撃破で首位固めだ!

 J2サンフレッチェ広島は13日、ホームでC大阪と対戦し、4-1で完勝を飾った。J1昇格候補同士の注目の一戦を制した。サンフレは勝ち点を「14」に伸ばし、首位の座を守った。

 今季初の布陣3-6-1が機能した。1トップのFW佐藤寿を1・5列目のMF高萩、MF柏木が支え、ダブルボランチのMF青山、MF森崎浩が献身的な動きで両司令塔を後方支援。両サイドのMF服部、MF李も機を見て攻撃参加する波状攻撃を展開した。

 前半22分にMF高萩が先制するも、同39分にDF槙野が「CKに逃げようと思った」ヘッドがまさかのオウンゴール。前半を1-1終了の悪い流れを、ハーフタイムで断ち切った。「修正点をしっかりと確認した」とペトロビッチ監督。

 立て直した後半は文句なしの内容だ。開始早々に佐藤寿がMF服部からの左クロスに頭で合わせ勝ち越し。「練習で試していた通りのゴール」(佐藤寿)。同14分に途中出場のDF森脇もヘッドで続く。同30分に佐藤寿が服部のシュートのこぼれ球に鋭く反応し、2点目。「FWは得点を奪うことが仕事」と佐藤寿。前半は6-5とほぼ同数のシュート数が、後半は13-3と倍増。最後まで攻撃を仕掛け、昇格争いの直接対決を力でモノにした。

 流れを引き戻した。開幕3連勝後は2引き分け…。漂い始めた停滞ムードをホーム4発で吹き飛ばした。次節は20日、J1から降格の甲府と戦う。「後半のような試合を続けることがJ1昇格へつながる」とペトロビッチ監督。一瞬たりとも首位は譲らない。【佐藤貴洋】