横浜斎藤正治社長(59)が14日、獲得交渉が難航しているセルティックMF中村俊輔(30)サイドと再交渉し、不手際を謝罪したい考えを示した。「抱かせてしまった不信感に対し、直接会っておわびしたい。(代理人のロベルト佃氏が)帰国されたら、もう1度交渉の場を持ちたい」。交渉の過程で諸条件を詰めている際、同社長の態度が一貫しなかったことから中村サイドの不信感を招いた。現状で条件提示は終えているものの、不信感はぬぐえていない。13日までは「返答を待つしかない」と静観の構えを見せていた同社長だが、この日は積極方針に転換していた。