仙台MF梁勇基(30)の右足がかける“魔法”のレベルが、日に日に上昇している。2月の右膝内側側副靱帯(じんたい)損傷による離脱から実戦復帰間近。19日のミニゲームでは、ピンポイントクロスによるアシスト、完璧なループシュートといずれも右足で決めた。
全体メニュー終了後には、居残りシュート練習を敢行。徹底して右のインサイドキックを繰り返した。梁自身「自分でもどれくらい蹴れるのか試しながらやってます」と手探り状態で、全力とはいかない。それでも、これまで極力使用を控えてきた右足から高精度キックを連発した。
復帰戦のポジションはキャンプでオプションとして試したボランチではなく、本来のサイドハーフになる見込み。明日21日の東京戦については「今日で力の入れ具合としては50~60%くらい。思い切り蹴るのはまだちょっと…。もう少し強く蹴れるようになれば、というのはありますね」と慎重な姿勢を見せる。手倉森監督も「天候やピッチの状態も踏まえて考えないとね。東京は球際も激しいから」と話した。ただ、1日ごとに状態が良くなっているのが今の梁。最後は「(決めるのは)明日の経過を見てですよ」と含みを持たせた。大黒柱の右足がチームを救う日は近い。【亀山泰宏】



