20日のドイツ杯準決勝で、2部フュルトを破って決勝進出を決めた日本代表MF香川真司(23)の所属するドルトムントが、功労者をスタジアムに置き去りにしていた。ビルト紙が報じた。この日、延長を含め120分間にも及ぶ死闘に決着をつけるゴールを決めたMFギュンドガンが、試合後のインタビューに答えている間に、なんとチームバスが出発。遅れてスタジアムの外に出たギュンドガンは「だれか気づくでしょ普通。ありえないよ」とぼうぜんとしていたという。チームのスタッフが同MFを車に乗せ、バスに追いつき、ギュンドガンは仲間の歓声を浴びながらバスに乗り込んだという。