<陸上:ダイヤモンドリーグ第8戦ローザンヌ国際>◇4日◇スイス・ローザンヌ

 バーミンガム大会(6月30日)に続きビッグネームが相次いで敗れた。

 ロンドン五輪個人種目の金メダリストは7人が出場したが、勝ったのは女子円盤投げのサンドラ・ペルコビッチ(23=クロアチア)だけ。

 バーミンガム大会で7位だった男子400メートル障害のフェリックス・サンチェス(35=ドミニカ共和国)は、調子を上げてきたが2位。女子100メートル障害のサリー・ピアソン(26=豪州)は序盤こそ良かったが、後半で遅れて7位に。

 女子走り幅跳びではブリットニー・リーズ(26=米国)が2センチ差で2位と敗れたが、これはブレッシング・オカグバレ(24=ナイジェリア)の調子が良かったためだ。

 棒高跳びのルノー・ラビレニ(26=フランス)は最初の高さの5メートル62を3回失敗して記録なし。「風は言い訳にならない。自分の助走リズムがおかしかった」と、珍しく苛立ちを見せた。

 ラビレニは2日後のパリ大会にも出場する。地元期待の選手がどう立て直すかが注目される。