<名古屋ウィメンズマラソン>◇9日◇ナゴヤドーム発着(42・195キロ)

 32歳の早川英里(TOTO)は最後に木崎にかわされて5秒差で、日本人選手最上位を逃した。

 ただ30キロまで先頭集団につけたのは「初めて」で、5位だった昨年の自己記録を46秒更新。「しっかり戦えることができて成長したと思う。去年は後ろから木崎さんを見て絶対的な差を感じたが、隣に並ぶことができて高揚した」と明るい表情を見せた。

 トライアスロンのコーチに指導を仰いでおり、自転車や水泳など工夫された練習で強化してきた。「2年後のリオ五輪が大きな目標」と元気よく語った。