ジャマイカの反ドーピング機関は8日、ドーピング検査で禁止薬物に陽性反応を示した女子短距離のシローン・シンプソンに18カ月の出場停止処分を科したと発表した。処分の期間は検体を採取した昨年6月からで、ことし12月20日までとなる。

 シンプソンの代理人は処分が不当だとし、スポーツ仲裁裁判所(CAS)への申し立てをする意向を示した。