第6回大会となる今大会を最後に、前身の東京国際女子マラソンから続く歴史に幕を下ろす横浜国際女子マラソン(日刊スポーツ新聞社後援)の招待選手記者会見が14日、横浜市のホテルニューグランドで開かれた。

 大会は16日午後0時10分にスタート。山下公園前をスタートし、同公園内をフィニッシュとするコースで開催される。

 日本勢トップの期待がかかるのが、田中智美(26=第一生命)だ。初マラソンとなった今年3月の名古屋ウィメンズでは、アジア大会代表の木崎良子(ダイハツ)、早川英里(TOTO)と40キロ付近まで競り合った。今大会出場選手で唯一のナショナルチームのメンバー。昨年のこの大会ではペースメーカーを務め「前半のコースが分かっているので出場を決めました。目標のタイムも順位も決めていませんが、今、自分が持っている力を出し切りたい」と力を込めた。