男子マラソンの五輪代表選考レースの第1弾、福岡国際マラソン(日刊スポーツ新聞社後援、4日午後0時10分号砲)の招待選手会見が2日、福岡市内で行われた。

 市民ランナーの星・川内優輝(24=埼玉県庁)は大一番を前に、福岡を東京へのステップレースと位置付けた。鋭い視線を周囲に向け、戦闘モードを醸し出したが「まだ詰め切れていない。ここでいい記録を出して、東京で勝負」と話した。今年の記録ランキングはトップ。それでも公務員ゆえ練習時間が取れないのが悩み。今回の2週間後には防府マラソンにエントリーするなど、大会を練習代わりに強化していく方針だ。それでも「ゴールしたら倒れます」とおなじみの「限界走り」を誓った。