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日馬が法大大学院合格 史上初の院生横綱

10連勝の日馬富士は、付け人と談笑する余裕をみせる(撮影・岡本肇)
10連勝の日馬富士は、付け人と談笑する余裕をみせる(撮影・岡本肇)

<大相撲春場所>◇10日目◇18日◇大阪・ボディメーカーコロシアム

 横綱日馬富士(29=伊勢ケ浜)が、法大大学院政策創造研究科に合格したことが18日、分かった。今月上旬に最終試験を受け、5日に合格通知を受けた。4月から都内のキャンパスに通い、経済学や企業論などを学ぶ。現役横綱が大学院生となるのは史上初めてだ。この日の結びでは、小結松鳳山(30)を押し出しで退け、白鵬(29)と並ぶ無傷の10連勝。初場所全休の悔しさを胸に7度目の優勝へ突き進む。

 日馬富士が横綱と大学院生の両立に挑むことになった。4月8日から東京・新宿区の法大大学院政策創造研究科に通い、企業論や地域経済論などを学ぶ。授業時間は平日午後6時半以降と土曜日。すでに「体験授業」も受け、同期となる会社員、公務員、企業経営者らとも対面済み。何年かかっても修士課程を修了しようと固く誓っている。

 スポーツ、文化などに関心を持ち、勉強家の日馬富士は、以前から大学院進学を希望していた。角界入り後、モンゴルの国立法科大学通信課程に挑戦。昨春には「日本とモンゴルの法律の違い」をテーマに卒論を提出して卒業。警察官と弁護士になる資格も得た。

 日馬富士は「人間として、相撲だけではなく、いろいろなことを知っている大きな人間になりたい」との将来像がある。医療支援など社会貢献活動を続ける中、幅広い知識の必要性を感じてきた。師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)が現役時代に中退した近大の通信課程で学び直し卒業したと知り、両立は可能と判断。知人から紹介された法大大学院政策創造研究科を受験した。

 この日は、変化してきた松鳳山の胸を3発突いて一気に押し出し。「全然当たってきてない。私が上がる頃には変化したりせず、勝つためだけじゃなく一生懸命に胸を借りるつもりでやるだけだったのに」。勝負がついた後、体を寄せ、にらみをきかせた。

 無傷の10連勝は、大関時代の09年夏場所初優勝以降7度目。過去6度はすべて優勝している。今場所を制すと大鵬、千代の富士、白鵬らに続く史上11人目の全6場所制覇も達成する。「1場所1場所が勉強。明日の朝に起こることもそうですし、相撲だけでなく人生すべてが勉強ですよ。結果は後からついてくる」。そう力強く言い切った。

 [2014年3月19日11時47分 紙面から]

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