阪神が今シーズン18度目の完封負けを喫した。DeNAには初めて食らったゼロ封だ。しかも9回に近本の左前打が出るまではノーヒットに抑えられた。

桧山 レギュラーシーズンのホーム最終戦で無安打で敗戦はまずかった。近本のヒットが出た時は正直ホッとしました。DeNAはCSファーストステージで対戦する可能性が高いだけに、3日のDeNA戦(横浜)はしっかり勝っておきたいところです。

阪神は青柳晃洋が3回5安打無失点。4回から救援した村上頌樹は、6回1死から宮崎に左越え2ランを浴びた。

桧山 岡田彰布監督はCSに向けて青柳と村上を登板日を含めたテストをしていたように思いました。青柳は無四球で走者の出塁を許しても粘りながら投げたといえるかもしれませんが、まだ投げてみないと分からないところを感じました。村上も宮崎がうまく打ったとはいえますが、微妙な制球力に課題が残った。おそらくCS初戦の先発は才木浩人でしょう。

CSファーストステージは10月12日に開幕し、ファイナルステージが16日、日本シリーズは26日から始まる。

桧山 才木は終盤に疲れもあってか、打者の方が速さを感じていない様子でした。リフレッシュして臨みたい。ポイントは登板間隔を必要とする高橋の起用法でしょう。どこで投げさせるか。仮にCSファーストステージが1勝1敗にもつれた場合は3戦目、連勝すれば対巨人のファイナルステージ初戦に先発というプランもあるかもしれない。いずれにしても投手力がカギを握っています。【取材・構成=寺尾博和】

阪神対DeNA 4回表、阪神2番手で登板する村上(撮影・加藤哉)
阪神対DeNA 4回表、阪神2番手で登板する村上(撮影・加藤哉)
ホーム最終戦を終えて引き揚げる阪神岡田監督(手前)(撮影・上山淳一)
ホーム最終戦を終えて引き揚げる阪神岡田監督(手前)(撮影・上山淳一)