広島持丸泰輝捕手(24)がド派手なプロ1号弾を放った。4-5で迎えた土壇場9回、先頭打者として打席へ。カウント2-2から、山崎康晃投手(33)が投げた150キロ速球をとらえ、バックスクリーン右に同点アーチを放り込んだ。
「手応えは完璧だったんですけど、見づらかったので、どこに飛んだのか分からなかった。守護神から、あの1本が出たというのは自信になる。これからも頑張っていきたい」
この日は途中出場。リリーフ陣の無失点リレーを演出し、守備でも貢献した。「緊迫した場面で出る機会も少なかった。延長も初めて。そういうところでゼロに抑えられたというところは良かったなと思っています」。19年育成ドラフト1位で入団したプロ7年目。4月11日、4年ぶりに出場選手登録をされた。今季はここまで12試合でスタメンマスクを被る。勝負の年、必死に食らいついている。
試合後、記念のホームランボールが手元に届けられた。「リュックに入っています。親に送ろうかな」。そう語った時だけ笑みを浮かべ、背負ったリュックをポンポンとたたいた。



