オリックスが連勝で4カードぶりのカード勝ち越しを決め、貯金を今季最多の8に増やした。本拠地のデーゲームは5戦全勝。リーグ最速で20勝で首位がっちりだ。NPB最長身の213センチ、ショーン・ジェリー投手(28)が“4度目の正直”で来日初勝利をゲットした。ロッテ3連戦は「オリっこデー」として開催され、背ネーム「チビチャン」で登板。来日自己最長の7回を投げ4安打無失点。5試合目で初星をつかんだ。
◇ ◇ ◇
ジェリーのリフレッシュは日本探索だ。開幕直前には3月の大相撲大阪場所を観戦した。「日々の生活すべてを楽しんでいます。もっといろんなところに慣れて、日本の文化にひたれるようになりたいです」
4月上旬には京都観光へ電車を乗り継いだという。車窓からは桜をながめた。伏見稲荷では千本鳥居をくぐり、京都市内では竹林を歩いて祇園も散策した。「旅行そのものがリフレッシュになりました」。
213センチの陽気なアメリカン。2月の入団会見では会見場の天井に手を当て、「電球の交換は承ります」と笑わせた。180センチの岸田監督が「こんなに大きな人に会ったのは初めて」と驚くビッグサイズで靴はS34センチ。「日本では買えないかもしれないので、靴も服も1年分持ってきたよ」。
投げては来日5試合全て自責2以下の安定感で、この日は初めてハイクオリティースタート(7回以上自責2以下)も達成。日本になじんで白星を積み重ねる。【伊東大介】
◆長身投手メモ 身長213センチのジェリーが来日初勝利をマーク。ヒルマン(ロッテ、巨人)の208センチを上回り最長身勝利投手となった。NPBの最長身選手は216センチのファンミル(楽天)だが、ファンミルは14年に救援で7試合を投げるも白星はなかった。ちなみに、日本人勝利投手の最長身は金石昭人(72勝=広島、日本ハム、巨人)藤浪晋太郎(58勝=阪神、DeNA)の197センチ。200センチ以上の日本人投手は馬場翔平(200センチ=巨人)菊地ハルン(200センチ=広島)らがいるが、いずれも白星を挙げていない。



