4年ぶり2度目の出場となる岡山学芸館が、広島商との隣県対決を制し、念願の甲子園初勝利を手にした。

岡山学芸館は先発の丹羽淳平投手(3年)が1回、広島商の3番水岡嶺内野手(3年)の打球を顔面に受け、病院へ搬送された。その裏、2死三塁で4番長船滉大内野手(3年)が内野安打で先制した。2回からは丹羽に代わって、中川響投手(3年)がマウンドに上がった。2点を追う6回に2死一、三塁から長船が右前適時打で1点を返した。さらに7回1死二、三塁で中泰輝(たいよう)外野手(3年)が内野安打で1点を返した。

広島商は1点を追う2回、1死一、三塁から7番杉山裕季外野手(3年)がセーフティースクイズを成功させ同点に追いつくと、5回先頭打者の6番山路祥都捕手(3年)が左翼へソロアーチを放ち逆転した。

さらに6回、無死二、三塁で水岡が左翼へ適時打を放ち1点追加すると、主将の真鍋駿内野手(3年)の犠飛でもう1点追加した。7回には、2死一、二塁から1番天井一輝(いっぺい)外野手(3年)が右前適時打で走者を返し、1点を追加した。

岡山学芸館は8回、5番中川の適時打で1点差とすると、続く岩端が左翼へ2点適時打を放ち、逆転。そのまま逃げ切った。

丹羽はCT検査の結果、左顔面骨骨折と診断された。

大正、昭和、平成、令和の4元号出場の広島商は、昭和最後の甲子園覇者となった88年以来31年ぶりとなる夏の勝利を逃した。