日本高野連が若手指導者育成のために開催している「甲子園塾」が22日、大阪市内で初日を迎えた。08年から始まったもので、今年も指導歴10年未満の指導者達54人が11月と12月の2回に分かれて、2泊3日で講義や実技などを教わる。

今回の受講者の中には元朝日放送アナウンサーの西宮今津・清水次郎部長(48)も参加。「22年間高校野球を伝える側でしたが、今思えば好き勝手なことを言っていたのかなと。一つ勝つのがこんなに難しいとは」と自己紹介。20代、30代の受講生の中、ただひとり40代で最年長の清水氏は、今夏の甲子園を制した履正社・岡田龍生監督(58)の「指導者としての基本的な考え方」の講義などを熱心に聞いていた。2日目からは実技も入る。