明治神宮大会Vで来春センバツ出場が決定的な横浜(神奈川)が26日、練習納めを行った。

同校を春夏通算5度の甲子園優勝に導いた名将、元監督の渡辺元智氏(80)もグラウンドに来訪。村田浩明監督(38)らとともに行った年末ミーティングに潜入した。

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横高カラー、トリコロールの靴を履いた渡辺氏がイスに腰かけた。現役の野球部員たちをたたえる。

「令和6年、明治神宮大会で優勝したことはあらためて先輩として敬意を表する。心よりおめでとう。優勝は簡単にはできない。みんなはいい時にいい仲間に巡り会えたんだ」

オフは個性を伸ばしてほしい。でも横浜高校野球部の自覚を持ってほしい。思いを優しく訴えかける。

「これは渡辺という人間が歴代みんなに言ってきた言葉なんだけど」と前置きし、思いを込めた。

「目標がその日その日を支配する。センバツ優勝。強い気持ちじゃないと勝てない。みんな打倒横浜で来る。安易な気持ちでやってちゃいかんな。目標を毎日持って、打倒横浜の上を目指してほしい。チーム内でもそうだ。誰かを目標にして抜くんだよ。そのためのオフであってほしいな」

村田監督も渡辺氏の教え子だ。「NEW横浜」をイメージしつつ、師の教えは色濃く投影されている。

「絶対負けない野球を展開したい。駅伝とかいろいろなスポーツを見る、本を読む、過程を振り返る、神社に行く、自分の原点を見てくる…。このオフもしっかり学んできて下さい」

人として大きくなる年末年始にしてほしいと願う。目的地は明確だ。

「人としての能力をどれだけ高められるか。全員で横浜高校を支えて、全員で横浜高校を勝たせる。超全員野球。それに全員が入り込んで勝てるように」

オフにもチームは強くなる。【金子真仁】