昨夏16強の豊多摩は早大学院に最小3点差まで迫ったが、守りで崩れ、8回コールド負けに終わった。
先発右腕の中村拓磨投手は、直球を主体に5回6失点(自責4)と踏ん張った。
打線は5点を追う3回無死二、三塁に敵失で1点を返した。三振を挟んだ1死一、三塁には主将の吉川歩内野手がスクイズを決め、3点差に迫った。
5回に1点を失い、4点差となった7回は1死から3者連続四球で満塁の絶好機をつくると、河村恭佑捕手が執念の中前適時打で1点を返した。
しかし、8回の守備だ。2番手の宮下功士投手(いずれも3年)が先頭8番に中前打を許し、無死一塁。そこから犠打失策、犠打野選、犠打失策で一気に3失点と崩れた。3-9となり、1死三塁から最後は左中間を破られ、力尽きた。
豊多摩で指導10年目の平岩了監督(63)は「(攻撃で)手堅いことに関しては練習したことができた。ただ、守りのミスが大きい」と結果を受け入れた。
吉川は「まだセンターラインには後輩がいっぱい残っている。来年こそベスト4を目指して頑張ってほしい」と涙を流しながら、思いを託した。

