広島がサヨナラ勝ちで交流戦単独首位に浮上した。延長12回に鈴木が決勝弾。昨季流行語大賞にもなった「神ってる」を生んだカードでまた打った。試合後、広島緒方孝市監督(48)は「今年はファンの方が神っていた」と最後まで大声援を送ったファンにメッセージを送った。一問一答は以下の通り

 -最後に鈴木が打った

 緒方監督 最後の最後に4番打者が大きな仕事をしてくれたという結末になったね。

 -それまでもいい攻撃

 緒方監督 攻撃の形はうちらしい攻撃もあった。チャンスメークの形もしっかり出来たし、いい攻撃は今日の試合ずっと出来たからね

 -ジャクソンが失点

 緒方監督 中継ぎ陣の勝ちパターンの投手に疲れが出てきているかな。ジャクソンもちょっとスライダーの精度が落ちているのが気になっているけど。真っすぐのスピードが出ていてもね。スライダーのところでの精度をちょっと修正させようかなと考えてます。

 -中継ぎ陣が踏ん張った

 緒方監督 しびれるところでね。野手にしてもそうだけど、後ろで投げてくれた投手、延長戦で投げてくれた投手も恐れることなく、投げる姿をベンチから見られたのでね。いい姿を見せてくれたと思っています。

 -誠也はミスもあった

 緒方監督 長いシーズンね。ああいうハードラックな打球も何回もあるしね。しびれる場面のところでね。アウトをしっかり取っていれば、勝ちの流れで終わっていたと思う。でもこれが野球。いくらホームゲーム、地元のグラウンドと言っても、カバーしきれない部分はある。イージーミスじゃないからね。必死に前にボールを落としているし、別に責めようとは思いません。

 -去年以上の活躍

 緒方監督 4番が最後に大きな仕事をしてくれた。

 -ファンの大歓声

 緒方監督 最後に(勝って)整列したときにスタンドに空席が見えなかった。本当にファンの方のおかげで勝つことが出来た。今年はファンの方が神ってたね。