オリックス・マレーロ外野手(29)が29日、プロ野球通算10万号のメモリアル弾を放った。

◆10万号アラカルト◆

 ◇年齢 最年長本塁打は57年8月18日岩本義行(東映)が阪急戦で記録した48歳4カ月。最年少本塁打は投手の金田正一(国鉄)が50年10月6日の西日本戦で記録した17歳2カ月。10、20、30、40代の各年代すべてで本塁打を打ったのは王貞治(巨人)谷繁元信(中日)ら7人いる。

 ◇満塁 満塁1号は36年9月23日岩田次男(名古屋)。1リーグ時代82本、セ・リーグ1097本、パ・リーグ1108本の合計2287本。個人では中村剛也(西武)の16本が最多で、74年8月28日弘田澄男(ロッテ)、99年8月20日小久保裕紀(ダイエー)ら8人が「ランニング満塁本塁打」を記録している。

 ◇サヨナラ サヨナラ1号は36年7月12日山下実(阪急)が名古屋戦(甲子園)でマーク。1リーグ時代32本、セ・リーグ658本、パ・リーグ611本の合計1301本。個人最多は清原和博(オリックス)の12本で、逆に江藤智(西武)は通算364本塁打もサヨナラ本塁打は0本。

 ◇投手の1発 登板した試合での本塁打は金田正一(巨人)の36本が最多。代打本塁打も2本放っており、通算では38本塁打を記録し、サヨナラ本塁打も2本打っている。二刀流の大谷翔平(日本ハム)は通算48本塁打を放つが、登板試合の本塁打は1本だけ。

 ◇被本塁打 鈴木啓示(近鉄)の560本が最多。個人で400本以上打たれたのは、ほかに山田久志(阪急=490本)、東尾修(西武=412本)がいるだけ。