広島2年目左腕のオスカル投手(26)がサイドスローに挑戦している。

 シーズン終了後の10月に首脳陣から打診を受けて踏み切った。今季は2試合の登板にとどまり、危機感が背中を押した。

 もともとアーム投法で、変更後もスムーズに上達。この日はマツダスタジアム室内練習場でキャッチボール、遠投の後、ショートスローを繰り返した。「打者に向かっていくようなフォームを目指したい。インコースの直球とスライダーがポイントになると思う。前向きにとらえて自分のものにしたい。左打者は絶対に抑えないといけない。1軍で投げないと意味がない」と強い決意を口にした。