広島野間峻祥外野手(25)3回に逆転の1号満塁弾を放った。

 2点を追う3回。安打と2四球で2死満塁とし、野間がヤクルト先発ブキャナンの低めカーブをすくった。「追い込まれていたので、何とか食らいついていこうと思いました。抜けたとは思いましたが、いい風に乗ってくれました」。打球は前進守備の右翼手のはるか頭上を越え、右翼席に吸い込まれた。

 ルーキーイヤーの15年4月19日中日戦(マツダスタジアム)以来の本塁打で、自身初のグランドスラムは価値ある逆転弾となった。