ヤクルト山田大樹投手が、愛媛・松山で行われている秋季キャンプに参加投手最年長として、日々若手と共に汗を流している。

山田大は現在30歳。最年少は高橋奎二の21歳。練習中には「最年長」というワードが飛び交う。山田大は「負けないようにというか、ケガしないように必死です」と笑うが、2日にブルペンで87球を投じ、3日にも60球投げるなど若手に負けじと率先して練習に励んでいる。

ソフトバンクからヤクルトに移籍した18年は、1軍で0勝1敗、防御率15・88という成績に終わったが、ファームでは2勝1敗、防御率2・68と一定の成績を収めた。

来季1軍で活躍するために「アウトローの球だったり、投内連携であったりを重点的にやっています」と初心を見つめ直している。来季の活躍で秋の努力が無駄ではなかったことを証明する。