ソフトバンク中村晃外野手(29)が22日、ヤフオクドーム内の球団事務所で契約交渉を行い、8000万円アップの2億4000万円プラス出来高でサイン。来季から4年契約を結んだ。

交渉には昨季から代理人となった、テレビ番組でも活躍する北村晴男弁護士も同席。球団からは年俸固定での複数年を提示されたが、年俸変動制での4年契約を勝ち取った。

中村晃は「すごくうれしかった。4年というのは考えず、1年、1年、1日、1日やっていきたい。福岡が好き、ホークスというチームが大好きなので、ずっといたいと思った」と、笑顔。順調なら来季中に国内FA権を取得するが、ホークス愛を見せた。

破格の契約内容だ。減俸はなく、出来高で獲得した金額は翌年の年俸に組み込まれる。北村弁護士は「同じ働きを続けていけば、自動的に上がる。モチベーションを維持できる契約になった。4年後には年俸4・5億を超すことにもなります」と話した。