米大リーグのドラフト会議で昨年1巡目指名されたが入団合意に至らず、今年6月にソフトバンクに加入したカーター・スチュワート投手(19=東フロリダ州立短大)が9日、3軍練習試合の社会人・九州三菱自動車戦(タマホームスタジアム筑後)で実戦デビューした。先発で2回を投げ1安打無失点。最速151キロの直球や多彩な変化球で2三振を奪い、注目の右腕が上々の日本デビューを果たした。
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スチュワートとの一問一答
-ファンの声援は聞こえたか
スチュワート このような天気(試合前に雨)の中、いっぱい人が来てくれて力になった。筑後は1軍からは離れているけど、応援に来てくれてありがたい。
-この日の投球が自身のスタイルか
スチュワート 今日は真っすぐを多めに投げた。いつもはもう少し変化球が多いですね
-久々の実戦で難しさは
スチュワート 去年も長い期間、投げないことがあったし問題はない。日本に来てからも焦らずに練習してきたので、問題はなかった。
-打者の右と左で得意不得意は
スチュワート 腕の角度などを考えると右打者の方が投げやすいとは思うけど、今日は左打者に対して真っすぐでいい球がいった。自信を持って投げられた。
-直球が打者の手元で変化する
スチュワート 左打者の内角に自然にカット、外角だとシュートする。内外角を使って球数を少なく、打者をアウトにするのが自分のスタイルです。
-最速だった151キロの空振り三振は狙った
スチュワート 走者が三塁にいたので、三振を取ろうというか、しっかり投げようと力を入れたのがいいところに決まってくれた。それがうれしかった。
-日本打者の印象は
スチュワート 三振をそんなにしない印象。ストライクをあまり見逃す印象がないですね。
-故郷を離れて思うことは
スチュワート 家族や友人とも毎日話せています。前に進むために、いい選手になるだけだと思う。