大市大が阪南大を4-2で下し、4季ぶり4度目の近畿学生野球リーグの頂点に立った。篠原漣主将(4年=彦根東)の「取られた後の集中力がある。負けない野球ができた」という言葉がチームを象徴する。

2点を追う7回、押し出しで1点を返し、なお満塁から4番DHの大橋祥吾(2年=奈良)の右越え3点三塁打で逆転した。17年春から元近鉄の高柳出己氏を投手コーチに招き、戦力の強化に着手。主将が「言うことなし」と信頼する投手陣がリードを最後まで守りきった。26日から明治神宮大会をかけた関西地区代表決定戦に挑む。