阪神の契約更改交渉が5日、鳴尾浜でスタートし、1年目の斎藤友貴哉投手(24)が50万円減の年俸950万円でサインした。

4月19日の巨人戦(甲子園)に3番手でプロ初登板し2回を1安打3四球ながら無失点。ただその後は登板がなく「1年間戦う体力であったり、コントロールの精度が足りなかった」と振り返った。2軍では33試合に登板して防御率3・82、チーム最多の8セーブを挙げた。

今年は野球に集中するため、志願して虎風荘へ入寮。愛妻と昨年生まれたばかりの息子と離れ、1年間を過ごした。今月限りでの退寮を決意し「家族で住めるのでその分頑張らないといけない。しっかり稼げるようしたい」。家族の支えも受けて来季は1軍で躍動する。他に5選手が契約を更改した。(金額は推定)