ヤングジャイアンツの面々が「2分間スピーチ」で、未来予想図を披露する。

6日、巨人が宮崎県総合運動公園で秋季キャンプをスタートした。練習開始前の円陣では野手キャプテンの岡本が全選手の前に立ち「ベンチでロートジーを差しているので、目薬のCMお願いします」と宣言。今季8勝の投手キャプテン桜井も来季2ケタ勝利を挙げてCM出演を熱望した。

19日のキャンプ打ち上げまで、連日2選手をピックアップして朝一番でスピーチを行う。原監督は「最低2分以上。自分の理想系、未来を話せるようにならないと、いい選手にはなれない。未来を語れないとダメ」と求めた。今キャンプのテーマは「実戦的な練習」を掲げる。野手は追い込まれてからの打撃、投手は3ボール1ストライクなど不利な状況での勝負を突き詰める。理想の未来を現実にするために「カウント勝ちしている時に抑えるのは最低限。技術の追求」とスキルアップを追い求める。

岡本は全体練習後は特打に取り組み「まだまだやらないといけない年齢」と振り込んだ。貫禄のスピーチでは、大好きな食べ物がオムライスからウインナーに変わったことも告白して笑いを誘った。有言実行を目指す秋。みんなでドリームズ・カム・トゥルーとしていきたい。【前田祐輔】