楽天は7日、ロッテからFA宣言した鈴木大地内野手(30)と6日に都内で交渉を行ったことを明らかにした。石井一久GMがコメントを発表。獲得への狙いを記した。

以下全文。

「鈴木大地選手に興味を持たせていただいたのは、降って湧いた話ではなく、日頃からプレーや試合中のしぐさ、行動力を見させていただいておりました。

特に、試合の流れが変わる可能性がある場面で見せる勝負強さやプレー、チームへの発信力はすごいと思っていました。

今年、楽天イーグルスはチーム方針として若い選手を積極的に起用してチャンスを増やしました。

ただ、若い選手にチャンスは増やしましたが、ポジションは与えるものではなく奪うものと感じて欲しいと思っています。

鈴木選手には、若い選手が奪いにくるものをはね返して高い壁になって欲しいという話をさせていただきました。

それができるのは、リーダーシップを持っている人で、常に逆境をはね返して試合中グラウンドに立ち続けてきた鈴木選手だと思っています。

そして、プレーだけではなく、若いこれからの選手には鈴木選手の背中を見せていただきたいとお伝えしました。

こちらからの期待だけではなく、鈴木選手がこれからもっと成熟して、選手としてキャリアアップしていただける考えもお伝えしました」