ケース打撃で阪神投手陣は安定したバント技術を披露した。青柳晃洋、望月惇志、藤浪晋太郎がそれぞれ2打席に立ち、失敗は藤浪の1度のみ。

福原忍投手コーチは「ピッチャーが投げるボールでバントできる機会もなかなかない。そういうところで成功していくと、本人の自信にもなると思う」と評価。今キャンプには歴代投手最多153犠打を決めた山本昌氏が臨時コーチを務めており、安藤2軍育成コーチは「マサ塾がまた、あるかもね。バントも理論がありそう」と、指導を仰ぐ可能性を示した。

▽阪神望月(ケース打撃の送りバントで2打席連続成功)「マシンで練習することは多いけど、ああやってピッチャーに投げてもらっていい練習ができた。(山本昌さんにバントについて)機会があれば、しっかり聞いてみたい」

▽阪神青柳(ケース打撃の送りバントで2打席連続成功)「(今季13犠打の)西さんみたいにバントができていたら、長いイニングを投げられた時もあったと思う。(練習は)緊張感を持ってできた。良かったと思う」