小兵左腕の西武野田昇吾投手がでっかく成長する。13日、埼玉・飯能での野球教室に参加。身長167センチで支配下登録では球界最小兵投手の野田は「登板数は最低でも50試合投げたい。1試合1試合やれば自ずと見えてくる」と目標を設定した。

今月は169センチと同じく小兵のロッテ美馬と自主トレ中。「悪いときは上半身だけで振っている。下半身中心に回転できるように助言をもらっています」。4年目の昨季、壁にぶつかった。23登板にとどまり「初めて思うようにいかなかった。何かを変えないといけない」とパワーを持つ美馬との小兵トレを志願した。

メジャーでワンポイント禁止の新ルールが適用されるなど1人1殺への逆風を感じつつ「日本でもそのポジションがなくなったら自分を生かす場所がなくなる。1イニング抑えられるようにしたい」という。プライベートでは美女声優の佳村はるかと元日婚。「野球に集中できるように助けてもらっています」と、20年を飛躍の年にする。