新生佐々岡カープのカラーとは? 広島日刊ではキャンプ期間中、佐々岡流チーム作りの特色にスポットを当てる。キャンプ初日はいきなり「佐々岡色全開」となった。

ウオーミングアップ終了後、野手だけでなく、投手も交ざりベースランニングが行われた。近年にないメニューは佐々岡真司監督の提案。「みんなでということ。一緒にということ」と一体感を掲げる指揮官の思いが詰まっていた。坂倉や野間が盛り上げ役となり、野手が投手にジェスチャーで走塁指示しながら笑いも起きた。大瀬良は「初めてじゃないですか。コミュニケーションが取れて良かった」と笑顔で振り返った。

一体感は「対話」から始まる。午前中はブルペンでの投球を見守った指揮官は午後、打撃ケージ裏で積極的に野手に声をかけた。「(昨年まで)投手コーチで、そこまで練習中に話をすることもなかったので」。選手の性格や特徴を知るため、積極的に動き、話し、聞いた。選手に求める一体感を指揮官自ら実践。「これからまだまだコミュニケーションを取りながらやっていきたい」。選手に「競争」を求めるキャンプでも「対話」は欠かさない。緊張と緩和のバランスが、佐々岡広島に一体感をもたらしそうだ。