#開幕を待つファンへ。新型コロナウイルスの影響で開幕延期となったプロ野球。もし予定通りに開幕を迎えていたら、各球団どんな先発ローテだったのか。担当記者が現状と今後のポイントを整理。期待をパンパンに膨らませ、球場で声をからす日を迎えたい!

菅野、新外国人サンチェスに続く存在の確立がテーマだったが、開幕ローテ6人の確定には至っていない。オープン戦終了時点で、原監督は構想に入った先発数を「5。まだ時間がある」と表現。宮本投手チーフコーチは「1カ月の短編ドラマ『ローテーションへの道』がはじまる」と再競争をうながす。

現時点では最速150キロを超える直球とフォークが武器の戸郷、先発に再挑戦した田口が好アピール。鍬原は14日の楽天戦で6回途中9三振を奪い、首脳陣の評価を急上昇させた。

昨季からの飛躍が期待された桜井はオープン戦終盤2試合で計9失点し、中継ぎへの配置転換も示唆された。開幕延期により、左肘違和感のメルセデス、左肘痛の高橋が復帰できる可能性もある。2軍調整を続けてきた今村、宮国らも逆転の先発入りを目指している。【巨人担当・前田祐輔】