日本ハム生田目翼投手(25)が7日、札幌市内の球団事務所で契約更改交渉を行い、80万円ダウンの推定年俸920万円でサインした。

今シーズンは3試合に登板。11月2日の西武戦(メットライフドーム)ではプロ初勝利をかけ今季初の先発マウンドに上がったが、5回3失点(自責2)で白星ならず。プロ2年目は0勝1敗、防御率7・50で終えた。「今年もですけど、去年もですし、2年間結果が出ていないわけですから、(年俸を)下げられて当たり前かなと思う。来シーズンは僕も3年目ですし、そろそろ結果を出さないといけないなという焦りもある。そういった面で覚悟をもって、しっかりと結果を出してチームに貢献できれば」と巻き返しを誓った。 課題はメンタルの部分にある。「自分は元々ネガティブといいますか、こうなったらどうしよう、いやだなという考え方。そういうところをまず日常から考えて、生活の面からポジティブに、プラスに考えたりとかして、そこからまずやっていきたい」。

脱ネガティブへ向け「入り口を開ける時に目に入るように貼りました」と、シーズン中の7月ごろ、寮の部屋のドアに「ポジティブ」と書いた紙を貼っていたことを明かした右腕。来季こそは本来の投球を見せつける。(金額は推定)