ポスティングシステムを申請した巨人菅野智之投手(31)が8日、申請の受理を受け、川崎市のジャイアンツ球場で胸中を語った。
大リーグへの夢、巨人愛、原監督やチームメートへの思いをストレートな言葉で表現した。米東部時間8日午前8時(日本時間同日午後10時)に交渉が解禁され、期限は来年1月7日午後5時(同8日午前7時)だが、年内での決着を希望。新型コロナウイルスの影響で来季の開催形式などが不透明な中、巨人残留も選択肢に入れ、交渉に入る。
巨人菅野は、取材の冒頭で「まずこのような機会を与えてくださった読売巨人軍山口オーナー、今村社長、原監督はじめ関係者の皆さんには本当に感謝しています。以前から夢であったメジャーリーグ挑戦ということに関しまして、今日、率直な今の思いをお話できればなと思っています」と話し、約14分間で胸の内を語った。
-巨人への思いは
僕自身、ジャイアンツが大好きで、野球を始めた頃からジャイアンツに憧れて、1年浪人という形でジャイアンツにとってもらって、ここまで育ててもらった。本当に感謝してもしきれないものはあります。今回の件に関しても、こういうご時世で、本当に不透明なことだらけなので、快く受け入れる準備をしてくださっていることに関しても本当にありがたいことですし、感謝しかないです。
-大リーグへの夢はいつ頃から抱いたのか
その都度気持ちの変化はありますし、具体的な時期はわからないです。一緒にしのぎを削り合った(ツインズの)前田健太さんだったり、(エンゼルスの)大谷選手だったり、テレビで(カブスの)ダルビッシュさんだったり、いろんな日本人の方が活躍しているのを見て、一野球人としてそこでプレーしたいなと。その思いだけです。
-決断のポイントは
特に自分が行きたい球団だったり、こだわりはなくて、本当に一番の懸念材料は今年、日本でもいつ(シーズンが)始まるか分からなかった。ましてや異国の地で初めての経験で、どうなるか分からないという不安な状況で果たして自分のパフォーマンスができるのかというのもあります。もちろん、挑戦するからには相当な覚悟を持って行かないといけないと思いますけど、話を聞いてみて、いろんなイメージがわくんじゃないかなと思っています。
-希望は先発
それしか考えていないです。
-球団の選択で重視するのは
現段階でいろんな報道が出ていますが、代理人からここが接触してきてるとか、何も聞いていないので。あまりイメージがわかないです。
-交渉期間中、どのように練習していくか
正直、あまりいろんなことが手に付かない状態で、今でも悩んでいます。ただ、こうやって、僕がアメリカに行く準備をしてくださっている方も大勢いますし、そういう人たちの力があって、こういうふうに実現できているので。
-不安な気持ちの一方で、ワクワク感はあるか
まだ向こう(大リーグ)にいくと決まったわけじゃないですから。1つだけ言っておきたいのは、何もてんびんにかけているわけじゃなくて。自分も今まで日本でやってきた自負があります。来年、不透明なシーズンを送ることになっても、僕にいろんな人が携わってくれていると思いますし、そういう人たちの思いも少なからずあります。僕1人の力でここまでこれたわけじゃない。そういうものも加味しながら。周りの人が背中を押してくれるような環境でやりたいと思っている。決まるまではワクワクとかはないです。



