巨人ドラフト5位の秋広優人内野手(18=二松学舎大付)が2軍に降格することが18日、分かった。26日のDeNAとの開幕戦(東京ドーム)でスタメンを飾れば球団の高卒新人で59年王貞治以来だったが、絶望的となった。

秋広は2メートルの長身から柔らかな打撃を繰り出し、2月の宮崎キャンプ中に1軍昇格。オープン戦序盤は07年坂本以来の高卒新人安打に、93年松井秀喜以来のマルチ安打と球団記録に並ぶ活躍。原監督から「並じゃない」と評価された。

3月中旬になると、7三振を含む14打席連続無安打を喫するなど1軍投手への対応に苦しみ、オープン戦は25打数5安打1打点。原監督は常々「1軍は育成の場所じゃない。サブプレーヤーで置いておくなら置かない」と話しており、2軍で鍛錬を積んで才能を開花させる方針をとる模様だ。ヤクルトからトレード移籍の広岡と育成の山下も2軍に降格し、実戦数の確保で2軍調整中だった炭谷と石川らが1軍に昇格する。

巨人担当のツイッターはこちら―>

巨人ニュース一覧はこちら―>