阪神ドラフト1位佐藤輝明内野手(22)が、プロ野球新人最多を更新する122個目の三振を喫した。

2回1死で後半戦の初打席を迎え、広島大瀬良に追い込まれると、最後は外角低めの141キロに手が出ず、見逃し三振に終わった。

佐藤輝明は、99年に福留(中日)が記録した121三振の新人最多記録に前半戦で並んでいた。常々「三振は自分の技術が足りないから」と語っており、後半戦も大きな宿題と向き合い続けることになりそうだ。

なお、三振のプロ野球シーズン最多記録は93年ブライアント(近鉄)の204三振。

▽佐藤輝明の三振が122となり、99年福留(中日)を抜いて新人では単独で最多となった。143試合換算なら205三振となる計算で、93年ブライアント(近鉄)204三振を超えてプロ野球記録を更新するペースだ。