中日の来季2軍バッテリーコーチに、球団OBで三菱重工Westでヘッドコーチを務める小田幸平氏(44)の就任が決定的であることが26日、分かった。

小田氏は強肩捕手として三菱重工神戸から97年ドラフト4位で巨人に入団。05年からの中日では相性の良かった山本昌とバッテリーを組むなど存在感を発揮した。ヒーローインタビューで「やりましたー!」と絶叫するなど明るい性格でファンからも愛された。通算371試合、打率1割9分7厘、2本塁打、45打点で、14年シーズン限りで引退。引退後は野球評論家として活躍し、19年から四国IL・愛媛でヘッドコーチなど、今年から三菱重工Westのヘッドコーチを務めていた。

球団は来季監督としてOBの立浪和義氏(52)を迎えることを固め、新体制づくりを進めている。2軍監督に片岡篤史氏(52)、1軍では投手コーチに落合英二氏(52)、大塚晶文氏(49)、打撃コーチに中村紀洋氏(48)、森野将彦氏(43)、外野守備走塁コーチに大西崇之氏(50)、同バッテリーコーチに西山秀二(54)が新たに就任することが判明しており、立浪氏は荒木雅博内野守備走塁コーチ(44)の留任もテレビ番組の中で認めていた。