巨人戸郷翔征投手(21)が“怪物の宝刀”をありがたくいただいた。3日、宮崎キャンプ2度目のブルペン入り。「いい真っすぐをどれだけ投げられるかというのを意識しながらブルペンに入りました」と直球主体で腕を振った。投球中はプレート後方からの松坂大輔氏の視線も意識した。50球を超えたあたりで、原監督から手招きされ、キャンプ視察に訪れていた平成の怪物の元に歩み寄った。
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ボールを手渡し、スライダーのにぎり、腕の振り方をアドバイスされた。「僕と同じにぎり方でしたけど、感覚の部分でちょっと違った。僕は切っていたんですけど、松坂さんはあまり切らない感じだった」とインプット。すぐに投球に取り入れると、大きくうなずきながらサムズアップする松坂氏、原監督からも「いいね~!」とお墨付きをもらった。
直球で押し込み、決め球はフォークを多投するスタイルも、2年連続9勝と2ケタまで1歩届かず。第3の球種となるスライダーの完成度がステップアップに直結する。「抜けるのもありましたし、曲がりが弱いなと思ったので、曲げよう、曲げようとしていた」と気づかされた。
アドバイス後も10球強のスライダーを直球に織り交ぜ「バッターの手元で曲がったので感覚としては良かったですね」と手応え十分だった。何よりも指揮官、怪物から太鼓判が一番の収穫で「『いいよ、それ』というお言葉があった。単純にうれしかったですし、ちょっと自信になった」と確信を目指す。戸郷が78球のブルペン投球で第1クールを締めくくった。【為田聡史】



