開幕投手を務める広島先発の大瀬良大地投手(30)は、4回2安打1失点で、4者連続を含む6三振を奪った。

4回先頭の呉念庭に四球を与え、初めて走者を出した。続く鈴木に右翼線二塁打を浴びて無死二、三塁となり、森の遊ゴロの間に1点先制を許した。その後も外崎の左前打などで2死二、三塁のピンチを背負ったが、ブランドンを見逃し三振で仕留めた。

大瀬良の開幕投手は4年連続で4度目。2月28日の沖縄市での第2次キャンプ最終日に佐々岡監督が明らかにしていた。「内定」後、初登板で順調な仕上がりを示した。

昨季はけがによる一時離脱がありながら、2年ぶりの2桁となる10勝を挙げている。