今秋ドラフト候補で最速151キロ右腕の大阪ガス・河野佳投手(20=広陵)が先発し、公式戦初黒星を喫した。

3回に1点を失い、6回は2死二塁で右前適時打を浴びるなど、6回途中3失点で降板した。中盤は球威もあり、この日の最速は148キロだったが、試行錯誤が続く。

「先に点を取られたところは反省。自分のリズムも悪かった。(好調時の)60、70くらいまではきている」。12球団30人超のスカウトが集結し、注目度の高さが表れた。巨人水野スカウト部長、日本ハム吉村チーム統括本部長、西武渡辺GM、阪神和田テクニカル・アドバイザーら編成の要職者も熱視線を送った。