29日ロッテ戦(ZOZOマリン)に登板する日本ハム上沢直之投手(28)が、同戦3年ぶりの勝利を目指す。昨年も12勝を挙げた上沢だが、なぜかロッテ戦だけは勝てず、最後の白星は19年4月12日の対戦までさかのぼる。「やばいっすよね。3年っすよ」と、危機感を募らせる。

今季2度目の対戦だった4月17日同戦は、7回4安打8奪三振で無失点と快投。しかし、相手の佐々木朗が8回まで完全投球を続け、勝ち星を手にすることはできなかった(試合は延長10回に万波が西野から決勝弾)。「けっこう前回の登板では(配球など作戦が)ハマった感じがあった。でもロッテ側も前回僕に抑えられて、多分対策をしてきていると思うので、あんまり前回良かったからそのままいこうではなくて、しっかり打者の様子を見ながら投げていきたいなと思います」と見据えた。

今回の秘策は、相手を“食らう”こと。「甘いの好きっす」という上沢は、「願掛けしたくなりますよね。正直」と、登板前に験担ぎでロッテ製品を食べることを検討。「パイの実がいいっす。でも、コアラのマーチってなんか『ロッテ、コアラのマーチ♪』というイメージがありますよね。アイスの『爽』もロッテですよね? 『爽』食べようかな」。ただすぐに我に返り「毎回食べないといけなくなるじゃないですか!(笑い)。それちょっと困るかもしれない」と笑った。

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