中日石川昂弥内野手(21)が、7月1日に岐阜県内の病院で左膝前十字靱帯(じんたい)の再建手術を受けることが28日、分かった。

球団関係者は「戦列復帰まで8~10カ月かかる見込み」と話し、今季絶望となった。立浪監督も「将来的なことも考え、再発してそこから手術するより、完全にしっかり直して再起を目指す、そういう判断です」と話した。5月27日のオリックス戦(京セラドーム大阪)三ゴロで一塁手との接触を避けようとした走塁で負傷し、離脱していた。3球団が競合した19年ドラフト1位で入団した石川は、昨季も6月の2軍戦で死球を受けて左尺骨を骨折し、1年を棒に振った。3年目の今季は開幕巨人戦に先発出場し、37試合で打率2割2分5厘、5本塁打をマークするなど、開花の兆しが見え始めた矢先のアクシデントだった。

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