オリックス宮城大弥投手(21)が、子どもたちの夢を背負って世界の舞台を目指す。

11日、大阪・茨木市で行われた野球教室に参加。今春に立ち上げた「一般社団法人 宮城大弥基金」について「いろんなスポーツで(続けることが)難しい人もいると思う。そういう人たちの手助けになればベスト」と思いを語った。

同基金は今年2月に設立された。経済的な理由で競技を断念せざる得ない沖縄在住の少年少女が対象で、用具代や遠征費を援助することが目的。宮城自身も父・享さんが交通事故の影響から左腕が不自由となり定職に就けず、家計は苦しかった。つぎはぎだらけのユニホームで白球を追った経験がある。基金設立は家族との約束でもあった。

希望者の募集が今月1日から同基金のホームページで始まった。賛同する法人や個人からの寄付も受け付けているが、成績に応じて自身の寄付も検討中だ。さらに活躍すれば基金の認知度も高まる。2年連続2桁勝利の左腕は、来春のWBCへの思いも強く「トッププレーヤーのなかでやりたいという部分もあるので、そこを目指しつつ、基金の方も気にかけてくれたらうれしい」と力を込めた。【桝井聡】

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