日本ハム上沢直之投手(28)が17日、高卒同期でソフトバンクに海外FA移籍した近藤健介外野手(29)封じに意欲を見せた。

この日、同じく高卒同期の松本剛外野手(29)と、札幌市内でイベントに出演。「わけわかんないボールを投げた方が抑えられると思う」と、秘策を明かした。米国のトレーニング施設で、進化へのヒントを入手したばかり。“対近藤ボール”を編み出せるか!?

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親友封じに、秘策あり? 上沢が、ソフトバンクへFA移籍した近藤との対戦に、イメージを膨らませた。札幌市内で行われたトークショー。日清食品の「どん兵衛」を、“きつね耳”を着けて松本剛とPRしつつ、難敵のことを思い描いた。「面倒くさい打者が入ったわ~。(近藤には)常々『セ・リーグに行け』って言ってました」と、来季からの対戦にため息も「しっかり考えて、確率で打って来る打者。わけわかんないボールを投げた方が抑えられると思う。頭にない球」と対近藤へ意欲を燃やした。

“対近藤ボール”は、どんな球になるのか? 今月、進化を求めて、単身渡米した。米国のトレーニング施設「ドライブライン」で武者修行。データ解析し、課題と武器が明確になった。「真っすぐの成分は、何も文句がない。スピードを上げれば、もっともっと空振りが取れる」。目下の目標は、最速152キロからの3キロアップ。フォームを見直したことで「変化球はマジですごく変わっています。早く打者の反応を見たい」と、手応えは十分だ。

打の中心となる松本剛からは「若い投手には、初回に点を取られた時の上沢の姿を見て欲しい。取られた時こそ、テンポを上げて投げる。マウンドでプランを考えている」と、信頼が厚い。メジャー挑戦の夢を懸けて臨む来季。上沢は「投手として魅力的に思われるようにならないと。みんなに応援してもらえるような成績を残したい。険しい道だけど、やらないといけない」。夢の実現のためにも、新たな敵に好き放題にはさせない。【中島宙恵】

○…今季限りで現役引退した杉谷拳士氏が来年、会社経営者として「全速力前進」すると宣言した。17日に都内で開かれたイベントに参加。「野球選手として22年が最後の年になった。ファイターズの杉谷拳士としては、きょうが最後になると思う」と惜別の思いを口にした。「来年は経営者という立場で北海道、ファイターズに恩返しできるように全速力で前進したい」と語った。

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