「持ってる若獅子」西武長谷川信哉が3号同点ソロを放ち、交流戦勝率5割復帰に大きく貢献した。1点を追う2回先頭、ヤクルト・ピーターズの2球目を完璧に捉え、左翼席中段まで運んだ。7日中日戦のサヨナラ弾から「中1日」での会心の一撃に、「今シーズン一番良かったんじゃないかなと。すごく気持ち良かったです」と素直に喜んだ。

育成入団から3年目の21歳。5月16日の日本ハム戦では9回2死からプロ1号の同点ソロ。延長勝利に結びつけるなど、ここまでの3発すべて「肩書付き」で、チームに白星をもたらしている。松井監督も「持ってる」と勝負強さを認める若獅子は、「僕が打ったら勝てる『神話』じゃないけど、そういうのが出来ればチームも上がっていけると思うので続けていきたい」。これからも勝利につながるアーチを量産していく決意だ。

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