日本ハムが“ビッグシャウ打線”で今季4度目のサヨナラ勝ちをおさめた。延長10回、途中出場の先頭野村が中越え三塁打で出塁。続く田宮裕涼捕手(23)が左犠飛を放ち、試合を決めた。2連勝で2カードぶりの勝ち越し。ホーム8連勝となった。新庄剛志監督(52)は日本ハムの人気商品「シャウエッセン」にかけて「ビッグシャウ打線。途中でパキッと折れるけど最後はおいしく終われる」とユニークな名前を付けた。
苦しい戦いを全員で乗り越えた。7回にリードを4点に広げ快勝ムードになった直後の8回、4番手堀が無死満塁のピンチを招き、満塁弾で、追いつかれ“パキッ”と折れた。
だが、あきらめない。その裏1死二、三塁のチャンス。今度は水野が右飛を放つも、三塁走者の田宮が飛び出しタッチアップできず、再び“パキッ”と折れた。これは指揮官が「ギャンブルスタート。(バットに)当たる瞬間にはスタートを切って2、3歩行くんで。水野くんの当たりがちょっと強すぎて。あれ戻れないですね。あんないい当たりを打つんかーいって」と、自身の采配と説明した。
「今後もビッグシャウ打線で。おいしい試合を見せますよ」。24年のハム打線は“パリッ”の後に、うま味たっぷりの“ジュワッ”が訪れる。【永野高輔】



