阪神森下翔太外野手(24)が悲壮な決意を語った。残り32試合にして首位広島とは今季最大の5ゲーム差。逆転Vへ、背番号1はまだ諦めていない。

「なかなか広島も巨人も勢いがある。もう全勝の勢いじゃないと譲ってくれないと思う。自分たちができる限りのことをやるだけ」と力を込めた。自らのバットで勝利を重ね、ラストスパートを駆け抜ける。

快勝への鍵はやはりクリーンアップだ。現在、得点圏打率3割3分3厘でセ・リーグトップに立つのが佐藤輝。続いて2位森下。3位にはヤクルト長岡と並んで大山がいる。勝負強さはリーグ随一の「ドラ1クリーンアップ」。森下も「得点を取らないと勝てない。打点だったり、自分が得点としてかえってきたりというのは大切かなと思います」と自らの役割を全うする。1番近本は8月の月間打率3割7分5厘と絶好調。リードオフマンの出塁から初回に得点をたたみかける猛虎打線の「黄金パターン」につなげたい。

今日20日からは京セラドーム大阪でヤクルトとの3連戦。ここで打線に火を付け、23日から首位広島(マツダスタジアム)との3連戦に挑むところだ。今季ヤクルト戦は、打率2割7分9厘。20日先発の吉村からは8日にプロ入りから2年連続2ケタ本塁打となる、10号ソロを放つなど、今季3試合の対戦で3割7分5厘と好相性だ。18日までの中日3連戦(バンテリンドーム)では12打数無安打に終わったが、ここで1本出れば流れは変わる。「残り試合も少ないので、やれることをしっかりやるしかない」。高校野球ばりの一戦必勝で、アレンパへの望みをつなぐ。【村松万里子】

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