ファーストピッチセレニーにOBが登場した。佐野仙好、久慈照嘉、浜中治氏、関本賢太郎、前田大和の5氏。それぞれ当時の背番号がついたユニホームでグラウンドに入ると、大きな歓声が上がった。

マウンドに並び、捕手役を務めたタイガースアカデミーの選手たちに同時にボールを投げた。

球団創設90周年を記念した3連戦の共通企画。「未来へ受け継がれる想いを1球に込めて届ける、世代をつなぐセレモニー」との意味がある。

85年の日本一メンバーの佐野氏は「うちの孫たちは僕のユニホーム姿を1回も甲子園で見たことがない。いい思い出ができたんじゃないかな。久しぶりに球場に来たら、やっぱり甲子園やな~って感じがしましたね。自分たちの時より今の方が盛り上がっている感じはします。ベテランと若手がうまく一緒にやっている感じがある。自分がスカウトの時に関係した選手もいますので、これからも頑張ってほしいです」と話した。

03年、05年の優勝を知る久慈氏は「呼んでいただいてありがたい。優勝は300%。おめでとうございます、と先に言いたいぐらい。最後までケガなく主力が頑張れば普通にゴールできる」と、その瞬間を楽しみにしていた。

浜中氏は「本当にいい雰囲気でやっている。優勝に向かって突き進んでほしい。こういう節目の年に後輩たちが優勝してくれたらうれしい。ケガだけはしないように」とエールを送った。

関本氏は「大昔を思い出す感じがしました。勢いが落ちることなく戦っている姿が頼もしい。優勝が決まる瞬間まで、大事に戦ってほしいです」と話した。

昨年、DeNAで現役を終えた前田氏は現役時は「大和」の登録名で親しまれた。「ユニホームは8年ぶりくらいかな。めちゃくちゃ懐かしい。(阪神時代の)帽子も、タオルを持ってくれている人もいてうれしい」と懐かしんだ。

30日は上田二朗、江本孟紀、山本和行、中西清起、野田浩司、藪恵壹の6氏。

31日は片岡篤史、福留孝介、糸井嘉男、西岡剛の4氏。

【関連記事】阪神ニュース一覧