三菱自動車岡崎(岡崎市)は王子(春日井市)に8回に逆転を許し、初優勝とはならなかった。

先発の秋山翔投手(29=武蔵大)は8回途中2失点(自責0)と好投を見せた。直球は130キロ台ながらツーシームやカットボールなどの多彩な変化球を駆使しアウトを重ねた。抜群の制球力で与えた四球は1つ。「ストライク先行でいけたので、僕の持ち味でもある打たせて取る投球ができた」と初めての決勝の舞台で、堂々とした投球を披露した。

7年目のベテラン左腕は阪神中野と同期入社。先日の阪神優勝に祝福のメッセージを送ると「ありがとう。頑張れよ。いつも通りやれば大丈夫だから」とエールを送られた。アベックVを目指したが、惜しくも及ばなかった。

今大会は2回戦で完投勝利、決勝でも好投を見せ久慈賞を受賞した。「東京ドームで抑えなきゃ社会人野球でやっている意味がないと思っていた。やっと今年完投勝利できて、今日も試合は作れたので自信になった」と胸を張った。